14年目の看護師が語る適切な転職時期とは

附属の病院のある看護専門学校を卒業し14年間看護師として働いているわたしの経験です。

まずは、就職の際に1番重要視しなくてはならないことは、卒後教育内容です。看護師免許を取得したとはいえ、実際の臨床で役に立てる仕事をこなすようになるためにはしっかりとした教育方針のある病院に勤務することが一番です。

私は附属の病院にそのまま就職しましたが、就職先選びとしてはできる限り総合病院をお勧めします。単科だけの病院や個人病院ではやはり卒後教育が行き届いていないからです。

就職前研修、プリセプター制度、リーダー研修をこなし、自分がプリセプティからプリセプターになってから学べることも多いです。また、そういった卒後教育のしっかりしている病院には、実際の臨床業務でも新人の頃からバックアップしてくれる先輩看護師がいて、とても頼りになります。
就職してすぐに三次救急も受け入れる救命救急センターに配属になりましたが、スキルを身につける研修をこなしながら、入院した急患患者の対応、救急外来初期治療の対応、心臓カテーテル検査介助、透析看護の経験を積みました。
リーダー業務をするようになると後輩指導にも携わるようになるのですが、実務実績は3年目以上であり研修を含んだ卒後教育も5年目までありますので、更に研鑽できます。多くの研修通知もあり、総合病院ならではの各業者主催の研修には割引価格で参加できたりする特典もあります。
転職のタイミングは、自己研鑽の研修も含めて5年目まで働いてからをお勧めします。

2〜3年目での転職では、結局のところ卒後教育が全て終わっていない状態であり、新しい職場でも前職場と同じ内容の研修をすることになるかもしれないからです。

私は6年目で認定看護師の道を考え、転職のタイミングと悩みましたが、前職場は認定看護師にすすむにあたり補助制度があったため転職をとどまり、認定看護師の資格を取るために進学しました。

6年間の臨床経験を生かし、看護大学で学習し認定看護師資格取得し全病院に戻ることができました。看護大学に進んでいる間も基本給は保証されていたので生活に特に困ることもありませんでした。

さらに1年間前病院につとめ、退職ののち企業に転職しました。
看護という職務内容ではなくなりましたが、看護師として習得した知識、技術、経験を活かして、企業での商品開発や各医療機関への講義をさせていただくことで、現在の医療機関での現役看護師のみなさんのお役に立てる仕事をさせていただいております。
看護師としての職務内容はこのように様々な場所で経験をいかして活躍できると思っています。すこしでも、多くの看護師のみなさんの参考になればと思います。